こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

組織の中で新しい仕組みを作って導入する場合、これをしないと失敗します。

新しいことに対する抵抗を押さえ込まないと失敗する

会社などの組織は、時代や環境の変化に対応して仕組みを変えていかなければなりません。変化を正確に把握し、それに対する新しい仕組みを考案しますが、その先、その組織の意思決定方法によって承認されるまで、様々な抵抗があります。なぜなら、人は変化を嫌うものだからです。そのまま行けば将来破綻することが何となくわかっていても、今のぬるま湯感が好きなのです。

その抵抗に対して客観的情報を基に明確な理論を展開して否定しなければなりません。新しい仕組みを導入するプロジェクトリーダーにはその能力が求められます。

さらに、その案が承認された後の抵抗に対しても、正しく対応しなければなりません。組織の中で決まったことなのに相変わらず抵抗を続ける個人は必ずいます。そういう抵抗は、毅然として抑え込む必要があります。人間関係を重視しすぎて必要な権力行使を行わないリーダーは失格です。

このように、新しい仕組みは、どの段階においても必ず抵抗を受けます。この抵抗は押さえ込まなければなりません。その仕組みが正しく設計され合意を得たものであれば、将来必ず全員の効用に資するはずです。それを信じてしっかり押さえ込むのです。

徹底的に押され込む。これができるリーダーは歴史が作れるリーダーです。

今日のまとめ

「そんなことできるはずがない」と思う人が多い事ほど取り組む意味があります。激しい変化に対応しなければいけない時代、風上に立って抵抗を抑え込みながら毅然とした態度で進むリーダーが求められます。

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りと、パーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

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