こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。
僕は、外国人がたくさん訪れる観光地で、飲食店を経営していらっしゃる経営者さん、そしてお店のスタッフさんに、インバウンドのファンを作り継続的に来店してもらうためのインバウンドの接客方法についてアドバイスしています。
その中の一つで、2018年1月にセミナーコンテスト全国大会で第3位に入賞したのをきっかけに各地のセミナーや講演でお伝えするようになった、画期的な接客術についてご案内します。
2020年3月には、かんき出版から「売り上げが伸びる インバウンド接客術」というタイトルで出版。
僕の店「家庭の味 はる」でも実践しているこの方法は、外国語がしゃべれない方でもすぐに実践できます。もう接客英語を勉強する必要はありません。そして、言葉にとらわれてできなくなっていたインバウンドに対する本当のおもてなしが可能になります。
2008年のリーマンショック以来、大きく落ち込んだ個人消費が元に戻らない。飲食業は冬の時代です。そんな中で、外国人観光客はこの10年で4倍以上になっていて、毎年、史上最高を更新しています。2017年は2869万人。そして東京オリンピックが開催される2020年には4000万人に達すると言われています。彼らに来てもらうことは売上げ増加のチャンスなんですが、これがなかなか難しいわけです。
なぜなら…
外国語メニューがあっても無言? それじゃ満足してもらえません。インバウンドは、もういきなり「ガラガラ」って入ってきます。「なんでこんな裏通りのこんな小さな店に来るの!」という入り方します。英語も中国語もできないし… だから、いつも、「外国人が入ってきたらどうしよ!」と、ビクビクしていますよね。これでは、なかなか「来て来て」とは言えませんよね。
そんな皆さんに、英語ペラペラの僕だからこそたどり着いたノウハウをお伝えします。スゴイ英語の接客方法と思われるかもしれませんが、そうじゃないんです。僕がお伝えするのは…
外国語をしゃべらないで接客する方法!
です!
インバウンド接客術の特徴
インバウンドのお金の使い方は、「モノ消費」から「コト消費」に変わってきていると言われています。「爆買い」に代表されるようなお買い物だけでなく、何かを体験することで感動したい、というニーズが高まっているのです。
飲食店においても、ただ、食べて飲むだけでなく、感動体験が求められています。
僕がお伝えするインバウンド接客術は、どうやったら飲食店にやってくるインバウンドに感動を与えることができるか、ということを、真面目に追求した結果生まれました。
そもそも、外国語ができない方に接客英語などを勉強して外国語しゃべれというのに無理があります。
ある居酒屋チェーンに勤めているとき、インバウンド接客の研修講師をしたことがあります。在米11年の僕にとって接客英語は超簡単だったんですが、現場のスタッフさんにとってはなかなかヘビーだったんですね。
日曜日の昼下がり、皆さんを集めて研修をして、こう尋ねます。
「はい、みなさん、明日の営業から、この方法でもう大丈夫ですか?」
「はい! もう大丈夫です! はやく外人さん来ないかな~!」
でも、何も起こらないんです。日本人特有の「外人コンプレックス」のようなものがあって外国人さんが来ると舞い上がってしまうんですね。で、メニューだけさっと渡して目も合わさない。「ハロー」だけ言って微笑んでもらって、「お、通じた!」って喜んでる。「通じてないから!」「おまえが感動体験してどうするの!」です。
そこで考えたのが、外国語を話さなくてもできる、このインバウンド接客術なんです。
日本語で接客! これが答です! 日本人は日本語をしゃべります。外国語がしゃべれないなら日本語をしゃべって接客すればいいんです。
さらに、インバウンドにも、「郷に入り手は郷に従え」、少しだけ日本語をしゃべってもらいましょう。たとえば、外国語でオーダーされるとわかりませんから、「あのね、日本語でオーダーしてね」ということで、日本語でやってもらいます。
でも、どうやって?
こちらが日本語しゃべったら、お客さんは理解できないでしょ?
インバウンドに日本語しゃべれって無理でしょ?
オープンな場では無理ですが、飲食店というクローズな世界では、そのための「仕組み」さえあれば可能になります。
その「仕組み」について、セミナー・講演で、わかりやすくお伝えします。
インバウンドが求めているのは「感動」です。
飲食店で、スタッフが下手な英語で接客するよりも、意味不明だけど日本語でまくし立てられる方が絶対に楽しいのです。それは、インバウンドにとって外国語である日本語は、彼らにとっては音楽のようなものだからです。異国情緒を味わえる音楽なんです。
インバウンドにとって、プチ日本語体験をする楽しさも格別です。皆さんが海外旅行に行ってチェックしていた有名レストランで食事をするとき、もし日本語がペラペラのスタッフがいたら、とても助かりますが、ちょっと残念な気がしませんか? それよりも、カタコト英語で何とかオーダーして、望みのものが届いたとき、「お!通じた!」と感動しますよね。「仕組み」さえ作ってあげれば、簡単に店のスタッフを日本語で読んで、日本語でオーダーしてもらえるのです。
セミナー・講演でお伝えする内容
通常は1時間から2時間です。ご要望に応じて設定します。
ご要望に応じてご提案しますが、主な内容は以下の通りです。
- 接客英語はなぜ難しいのか?
- 外国語がしゃべれなくてもできる接客とは?
- 外国語メニューの作り方が決め手
- 接客会話実例
- 世界中にファンを作る方法
- インバウンド接客を進化させていく方法
- 絶対に潰れない飲食店の作り方
- 飲食業ビジネスモデルは崩壊。それでも飲食店をやりたい方はこうしろ!
講師のご紹介
諏訪 昭浩(すわ あきひろ)
広島ブランド工房代表/ブランドマイスター
日本パーソナルブランド協会広島支部長・認定講師
1961年広島市生まれ。1992年に祖母が生まれ育ったアメリカへ留学して以来11年を過ごした、MBA、米国公認会計士である元国際ビジネスマン。帰国後、副社長として勤めたレストランチェーンで、普通の日本人にとっての接客英語の難しさを実感し、誰でもできるインバウンド接客を模索し始め、外国語をしゃべらなくてもできる独自のインバウンド接客術を考案する。自らが経営する飲食店でこの方法を実施していたが、2018年にたまたま出場した「セミナーコンテスト広島大会」でこのテーマを取り上げたところ見事優勝。そして、2019年1月のセミナーコンテスト全国大会で第3位に輝く。これをきっかけに、コンサルティングやセミナーでこの方法をお伝えするようになり現在に至る。2020年3月18日に、かんき出版から書籍化。
15年間、飲食店5店舗を経営してきたが、現在はそのうちの一つ「家庭の味 はる」で自ら厨房に立つ。小学校の家庭科で初めて「粉ふきいも」を作って以来、料理の魅力に魅せられ、大学時代に一人暮らしをする頃にはオリジナルのドレッシングを母親に教えていた。かの「料理の鉄人」で道場六三郎氏と戦った、ロサンゼルスで割烹を営む叔父が師匠。世界を食べ歩いた経験と確かな「舌」がオリジナリティ溢れる料理を生む。
エアシェフの由来はその経歴。もともとは金融の世界に身を置き、アメリカでMBAを取得した公認会計士。そんな経歴を知っていて料理ができることを信用しない友人たちが「エアシェフ」と名付けた。
ご依頼方法について
外国語をしゃべらなくてもできるインバウンド接客術のセミナー・講演にご興味がある方は、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。ニーズ、所要時間、ご予算などをお伺いした上で、ご提案をさせていただきます。