広島ブランド工房のメンバー数名が、日本パーソナルブランド協会が主催するセミナーコンテスト広島大会に出場することになりました。セミナー講師未経験者または初心者が、自分のノウハウを10分間のセミナーにして競うものです。
当工房はメンバーのヒトブランド化をサポートしており、彼らを全面的にバックアップします。
セミナーに関してアドバイスする中で再認識したことは、「話し上手が良いセミナー講師になれるというわけではない」ということ。
これは、僕自分がセミナー講師になる過程で認識し、その後、セミナーに関して様々なアドバイスをする中でも度々思い出すことです。
大事なのはその理由です。
話し上手は「自分のために」話します。しかし、セミナー講師は「ヒトのために」話さなければならないのです。
自分の話したいことを話すのは楽しいし、それなりに熱意も生まれますが、セミナー講師はヒトを助けてなんぼですから、あくまで大事なのは「どうやってヒトをお助けできるか」ということで、話す楽しさとはいったん決別しなければならないのです。
この切り替えができなければ、いくら話がうまくてもセミナー講師にはなれません。
セミナーをご指導する中で最初にやらなければいけないことであり、そしてご本人がまず気付かなければならない、とても重要なことです。
セミナーだけでなく、日常会話でも、商談でも、すべての人に話をする場面で、自分のためではなく、ヒトのためという視点を持ってしゃべることは、実は、あなたが望む結果をもたらす秘策でもあります。
(ヒトブランドマイスター 諏訪昭浩)