こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

先日、最近業績を急激に伸ばしている資産管理会社の社長とお話ししました。この方のある行動を見て、この会社の業績が向上した理由がわかる気がしました。

儲けるためには人もカネも囲い込まないで「流れ」を作ればいい

この社長のある行動とは、自分のお知り合いで僕が興味を持ったりためになる可能性がある方を、どんどん紹介してくれることです。

それをするためには、まず知り合いが多いことが必要ですが、それだけではいけません。更に、自分と関わった人を助けたい、という思いがないと、「人と人を繋げる」という行動には移せません。

実は、僕もそうなんです。「この人とあの人を繋げたらおもしろいのではないか?」と、いつも考えています。やはり、関わった人が笑う姿が見たいのです。

だからわかるのですが、人と人を繋げると、人の流れができるのです。とても感覚的なのですが、関わっている人が同じところで滞留していないで動いていて、いい方向に流れている感じがするのです。

どんどん人を繋げると、どんどん流れができていきます。流れができると、新しい情報や刺激が流れてやってくるのです。

ですから、人を繋げると言うことは、チャンスを呼び込むため、目的達成のため、自己成長のために、とても重要なことだと思っています。

決して「仲間」を囲い込んではいけません。仲間を仲間以外の誰かに繋げ、外に放り出していくことが、最終的にはその方と自分のためになります。

繋げて流れを作るという意味では、お金も同じです。経済的利益を得たい(=儲けたい=お金を貯めたい)場合は、お金を囲い込んではいけません。お金を流してあげる、つまり、使うことが必要です。

もちろん、金額、目的は、何でもいいというわけではありませんから、ここは注意が必要ですが、お金というのは、流れ始めると次が流れてきます。100万円使えば100万円は流れてくる、帰ってきます。

金額や目的が正しいと、100万円流すと110万円が流れて帰ってきます。

貯蓄は必要ですが、貯蓄美徳主義の行きすぎで、使うべき金を使わないデメリットは果てしないですね。

今日のまとめ

人もカネも滞留させないでつないで流すと、新しい人やカネが流れてやってきます。カネに関しては、数十年前に「フローとストック」という考え方が流行ったことがありますが、社会はどちらかというとストック重視。自分の言動をフロー(流れ)重視に切り替えて、人もカネも流れを作ってみてください。すぐに何かが変わり始めます。

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りと、パーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

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