こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

今、ある新会社の店舗看板を作るアドバイスをしていますが、僕がアドバイスしなかったらとても残念な看板になっていました。街を歩くと、人が寄り付かないこと確実な残念な看板がたくさんあります。

今日は、なぜ残念な看板になるのか、その理由と解決策についてのお話です。

こうすれば集客できる看板ができる

残念な看板になる理由は次の2つです。

  1. 依頼するほうがわかっていない
  2. 依頼されたほうがわかっていない
看板作りを依頼する側がわかっていないこと

まず看板を作ってもらう側。看板を作る目的が不明確です。会社名や店舗名を示したいだけなら文字情報だけでいいはずですが、白に黒い字では「格好悪い」ので、適当に色を付けたりします。でも、その色にする理由がこれまた不明確です。

看板を作る目的は、会社情報の開示だけではなく、むしろ「集客」です。まずこれを明確にしないといけません。

次に、どうすれば「集客」できるかを考えます。たとえば…

  • 何色? その理由は?
  • 字体は? その理由は?
  • 形は? その理由は?
  • ロゴは? その理由は?

何をどうするか、そしてその理由は何か。理由がすべて「集客」とつながった理由でないといけません。

看板作りを依頼される側がわかっていないこと

看板作りを依頼される業者を誤ると、残念な結果になります。

看板業者には、言われた通りの看板を作り業者と、デザインまでしてくれる業者の2種類がありますが、ほとんどの業者は、依頼主から指示された通りに看板を作るだけの業者ですから、もし依頼主が上記のようにしっかり考えていなければ、出来上がる看板は残念な看板になります。

また、仮にデザインまでしてくれる業者でも、ほとんどの業者はブランディングに関する知識がなく、ただ「格好いい」看板をデザインするだけ。これではやはり残念な看板になります。

こうすれば集客できる看板ができる
まずは依頼するほうが、看板の目的が「集客」であることを明確にし、そのために必要なあらゆることを明確にすること。もしご自身の能力を超えているなら、僕のようなブランディングの観点からしっかりアドバイスできる第三者に依頼することです。ここが一番大切な部分です。
ここまでできれば、デザインもしてくれる業者なら依頼してもいいでしょう。まずはそのようなデザイン能力がある業者を選ばなければなりません。
しかし、ほとんどの業者はデザインまでやりません。やっても稚拙なデザインになります。そのような業者しか選択肢がない場合は、具体的なデザインをご自身で考えなければなりません。その能力がない場合は、やはり第三者に依頼してデザインしてもらうことが必要です。

今日のまとめ

たかが看板と侮ることなかれ! よい看板を作るにはとても深い考察が必要です。ご自身でできない場合はプロに依頼しましょう。お読みいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りと、パーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事