こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

本の読み方について3回シリーズでお伝えしていますが、今日は最後、本の読み方編です。

読書のしかたを考える(第1回:本の選び方)
読書のしかたを考える(第2回:本の買い方)

捨てる気持ちで読む

これは中古品を買う理由でもあるのですが、本は基本的に読み終わったら「捨てる」か「中古品として売る」ことにしています。本棚に並べて後で読み返す? 読み返す必要がないように読めば大丈夫です。

つまらない本は途中で「捨てる」

僕も来年は出版の予定があり、そうなると「著者」になります。僕のような末席を濁すような著者からすばらしい大家まで、たくさんの著者がいますが、すみません、ほとんどの著作は「くず」です。

著者は自分の勝手な思いや考えを本にしますが、本当に自分に適合できて役に立つ知恵を授けてくれるものは少ない。むしろ惑わされて害悪になるようなものさえあります。この判断ができるようになる必要はありますが、読んでいる途中に違和感を感じたり、理解できない場合は、すぐに止めるのが得策です。時間というこの世で一番貴重な資源を無駄遣いすることになります。

同感するために読まない

土井英司著「一流の人は、本のどこに線を引いているのか」は、本から何を学ぶべきかについて教えてくれます。

「そうだ、その通り!自分の考えは間違っていなかった」と感じる箇所に線を引くのは、単なる「自己陶酔」にすぎない。… 線は、新しい発見や役に立った箇所、そして自分の考えと『ちがう』箇所に引くことで、成長の糧になるのだ。」

本文より抜粋

マーカーだらけの人が多いですが、成長の糧はそんなたくさんないし、捨てた後に思い出せません。

余談ですが…

東京の某出版者の編集者さんから「企画書が通りました!」と連絡があり、打ち合わせ日程を決めました。そして初めての出版打ち合わせのとき、彼は僕のことを「先生」と呼ぶんです。出版業界のやり方なんでしょうが、ぼくはちょっと違和感がありました。笑い話です。

今日のまとめ

今日は、僕が実践している「本の読み方」について書きました。3回シリーズで「読書の方法を考える」としてお伝えしてきましたが、ご参考になれば幸いです。お読みいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りと、パーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

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