こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

「何か経営のためになる本をご紹介ください。」とか、「オススメの本って何ですか?」と、経営者の方によく聞かれますが、「興味があったら何でも読むことです。」とお答えしています。それは、経営にとってもっと大切なことがあるからです。

経営知識を身につける前に生き方を決めることが大切

経営者とは誰かを訪ねられると、よくこう言います。「1日24時間、経営のことを考えている人です。」

経営者は大変ですよね。様々な経営課題が山積みで、それらに優先順位を付けて解決していかなければなりません。辛いです。辛いから、「手っ取り早く」セミナーやコンサルティング、書籍から、知恵を拝借しようとしてしまいます。

でも、借り物の道具は所詮役に立ちません。知恵「わかっていること」と実践「やること」は全く次元が違うもので、わかっていてもできない、使えないのです。

経営者という自分ならではの生き方があるか?

僕は、経営とはある意味「生き方を決めること」だと思っています。

たとえば、

「自分は自己利益と他人利益のバランスを常に考えていこう。その結果、高潔な倫理基準を維持しよう。」
「テイク・アンド・ギブではなく、ギブ・アンド・テイクに徹しよう。」
「経営課題に対して逃げ道を作ることなくとことん向き合おう。」

こういう生き方を決めて、それを実践すること。10年も続ければ行動様式として定着します。これがまず第一に必要なことです。

辛さから逃げようとせず、辛さと向き合って、自分のルールで生きていくことが、必要な知識を吸収して使える自分の土台となります。

今日のまとめ

今日は経営者の心構えについて書きました。それは生き方を決めることです。お読みいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りと、パーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

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