こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

この記事、一度書いたのはいいですが保存するのを忘れて書き直しています。久しぶりに味わうショックです。でも、あの時書いたのと同じ記事は絶対に書けないのです。あのアイディアは形にならずに時空の狭間に消えていったわけです。さて、気を取り直して書きましょう。今日は、普通のセールスマン、またはダメなセールスマンが、スーパーセールスマンになるために絶対必要なことについてです。

売れるかどうかは「顧客を幸せにしたい!」という使命感で決まる

「あなたはなぜこの商品を売っているんですか?」と尋ねると、多くの人がこう答えます。

「そりゃ仕事だから。売らないと家族を養っていけないし。」

ごもっともです。しかし、そう思うから売れないんです。

売れる、すなわち、顧客が買うのは、自分にとってメリットがあるからです。顧客にとって、あなたの家族がどうなろうが、所詮は他人事。だから、あなたが自分の都合で売ろうとしても売れないんです。

売れないとき、営業職の方はセミナーや書籍などで売るためのテクニックを得ようとされます。先人の知恵に学ぶことはとても大切ですが、たとえテクニックがあっても、これがないとやはり売れません。それは「使命感」です。

「この商品(サービス)で、こんなお客さんをこうしてあげたい! 幸せにしたい!」という「使命感」です。

働く意味、これをミッションと呼びますが、ここでは「使命感」としておきましょう。

NHK土曜ドラマ「みかづき」で、カリスマ塾講師、大島吾郎の孫の上田一郎が、給食費も払えず塾にも行けないような子ども達のために塾を開設しようと奔走します。彼が涙ながらにこう言います。「そんな子ども達の事を思うと、何とかしてあげたいって思うんだよね。何だか涙が出てくるんだよね。」このように、誰かの役に立ちたい、誰かを幸せにしたいという強い気持ちが「使命感」の原点です。

「使命感」があると、言葉は説得力を持ち、顧客だけでなくそれ以外の人の心までも動かし、すべてが売れるための環境実現に向かって動き始めます。

この「使命感」があるだけで、普通のセールスマンはスーパーセールスマンになれます。

今日のまとめ

スーパーセールスマンの定義を変えましょう。スーパーセールスマンとは、スーパーに売りまくる人ではなく、スーパーに人を助け幸せにする人のことです。

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りと、パーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

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