こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

最近あるプロジェクトのミーティングに参加しましたが、新しいものを生み出すことを目的にしている割には事なかれ主義でがっかりしました。

異端はダイヤモンドの原石

ミーティングでは時に異端児が奇抜な意見を述べます。奇抜なアイディアの中にはこれまでなかった画期的なアイディアが眠る可能性があるのですが、たいていはそれまでの歴史や経験則に照らし合わされて却下されます。

しかし、いつの世もパラダイムシフトを生んだ原点は異端です。ですから、ヒトの生き方の中でも、組織の運営においても、異端を切り捨てない文化が必要です。

異端を受け入れる寛容の精神、また、その可能性を夢見る余裕。こういうものを醸成し、異端をすくい上げなければなりません。「バカな!」 と思う意見ほど、よく吟味すべきなのです。

異端はダイヤモンド原石です。研けばダイヤになるものもあるのです

NHK連続テレビ小説「あさが来た」で有名になった「ファーストペンギン」という言葉があります。集団行動するペンギンの中で、危険な海に最初に飛び込む1匹のことですが、ハイリスクを恐れず新しいことに果敢に挑戦するヒトのたとえに使われます。
ファーストペンギン」は異端児です。誰もしなかったことを最初にするヒト。例え失敗しても、「バカなヤツ」とか「だから言ったんだよ」とか、何もしないでいた傍観者が事後評価しますが、これほどくだらないことはありません。
まず異端を受け入れ、さらに自らも異端となり、異端を尊重することが価値創造につながります。これが、人生を激的にワクワク生きて他人も幸せにするひとつの秘訣です。

今日のまとめ
ファーストペンギンになるにはリスクを取る勇気が必要ですから誰でもなれるものではありません。しかし、ファーストペンギンがシャチに食われてしまっても、それを嘲笑しないでむしろリスペクトする態度が、とても大切だと僕は思います。

 

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りとパーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

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