こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

何かを成し遂げる人と成し遂げられない人との差って何でしょうか? 能力でしょうか? 僕は、その差は突破力にあると思っています。

不動の壁を押し続けることが達成につながる

学生時代、体育会系アメフト部に在籍していたことがあります。トレーニングでこんなのがありました。


スレッド(sled)という器具なんですが、スレッドとは「そり」のことで、コーチが上に乗った「そり」を複数名で押すトレーニングです。最初はびくともしませんが、抵抗があっても押し続けることで、動いていないものを動かし始めるために必要な力(ここが一番ちからが必要です)を瞬発的に出せるようになることを目指します。

同様のトレーニングで、先輩2名が作った「ゲート(門)」の間を思い切り通り抜けようとするのを、両側の2名が全力で阻止するというのもありました。いくら進もうと思っても1センチも進めない。それでも「足をかけ!」と言われるのです。進まないのに足はバタバタと動かすわけです。これもスレッドと同じ効果を狙ったものです。

僕の突破力はおそらくこれらのトレーニングから学んだのだと思います。押し続けても全く動かないものでも押し続けると動かせることを学び、その時に必要なのはバタバタと前に進もうとする具体的行動だとわかりました。これらがあれば、たいていのものは突破できるということを身につけ実践するようになりました。

皆さんの場合はどうでしょうか?

固い壁にぶち当たって跳ね返されると、「痛っ!」と怯んであきらめますか?

それとも、その動きそうもない固い壁を、押し続けますか?

怯めばそこまでですが押し続けると必ず壁は動きます。そして壁を動かすための精神力と体力(+知力)が自然と身についてきます。これを「突破力」と言います。

突破力があれば大抵のことは達成でき、思い通りの人生や経営が可能になります。アメフトをする必要はありません。ただ、何事もやり続けること、「押し続けること」です。そうすればどんどん突破力が高まっていきます。

 

今日のまとめ
不動の壁が動き始めるまで数時間のこともあれば数十年のこともあるでしょう。必要な時間は壁が決めること。意識する必要はありません。ただひたすらにずっと押し続ければいいのです。押すのを止めるとき、それは人生を終えるときだけです。

 

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りとパーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

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