こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。
僕が住んでいる広島に、とても危ない交差点があります。そこには危険回避のための情報がちゃんと掲示してあるのに、役に立っていないんですね。見えていない。
今日は、「視界に入る」と「見る」とは大違いというお話です。これがわかっていないと売れません。
人は視界の中から見たいものを探して認知するが見たくないものは認知しない
これがその交差点です。こんな信号があるんです。
信号の上に「時差式信号機」と書いてあります。時差式信号機というのは、自分が走っている車線と反対車線とは、信号が変わるのに時差がある信号機です。こちらが赤でも反対車線は青。だから、自分が止まっていても反対車線の車は直進してきます。
この写真には写っていませんが、反対車線には右折信号があります。信号が赤でも右折信号が青なら反対車線の車は右折してきます。その時、「時差」があることを認識できていないので、こちら側は赤で停車しているものだと思い込んで右折してくる。でも実際は、こちらの車線は青なんですね。
で、直進すると、その右折車のドライバーに「なんで赤なのに直進してくるんや!」という感じで睨まれるわけです。
書いてあるのに見えない
「時差式信号機」と書いてあっても見えていないんです。その理由は、見たいものではないからです。
人が見たいものは、その人の興味をそそるものや目立つものだけで、それ以外のものは視界に入ってはいるけど、読んだり意識したりして、認識できないんですね。
「ここにこう書いてある」と書いた側は言いますが、読む側は「そんなの気づかない」。
見てもらえるための工夫
商品棚に置いてある商品の中で、パッケージを工夫してあなたの商品をどうやって選んでもらうか。エントランスを工夫してあなたのビューティーサロンをどうやって選んでもらうか。何を書くかどう見せるかを工夫して、あなたがウェブサイトで案内するサービスをどうやって選んでもらうか。
これらのためには、まず「見てもらう」ために必要なすべての工夫をすることが必要です。
今日のまとめ
お客さんは見ていないし読んでいません。そんな方に、まずはどうやって見てもらうことができるか。その答えがわかっていないと売れません。お読みいただき、ありがとうございました!
この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りと、パーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。
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