こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。
18日と19日は浅草の三社祭で令和元年の神輿を担いできました。浅草という街は学生時代から通っている大好きな街ですが、僕のメルマガのテーマでもある「ワクワク」する方法を教えてくれる街です。
ワクワクの秘訣は本気になること
三社祭が近づくと浅草の男達はソワソワして仕事をしなくなると言います。それだけ祭りが好きなのです。そして当日、町内会のはっぴを着て一日中飲んでは担ぎます。
土曜の朝から地元の友人達にジョインした僕は、「集会所」でビールや日本酒やワインを、たくさん用意されたおつまみと一緒にやりながら、神輿の時間になると、「さて、そろそろ行きますか」と出かけ、終わったらまた帰ってきて皆と飲むのです。
翌19日は本社神輿と言って、とても激しい神輿が出ます。ホッピー通りは朝から大繁盛。神輿の宮出しが午前4時ですから、もうその時間から飲んでるんでしょうね。
僕たちも朝9時に生ホッピーで朝食を。「昼間からビールですか」という言葉がありますが、いつ何を飲むかは本来その人の自由です。ですが、ヒトはこういう他人が勝手に作ったルールに影響されています。僕は昔からそれが極めて少ないのですが、これがワクワクの秘訣その1ですね。
さて、タケノコ煮や身欠きニシンなどをあてに生ホッピーも4杯目に突入すると僕の頭は更に考えます。
この町には場外馬券売り場があり朝から飲める通りがあります。この週末は祭り一色ですが、いつもなら競馬新聞片手に飲んでる人々がたくさんいます。世間一般には博打をして昼から飲む人々を「ダメなヒト」と呼ぶのでしょうが、それもその人の自由。
明治から昭和初期にかけては大店の若旦那が博打で大借金抱えて店を潰したっていう話がよくあったと聞きますが、今ではそんなリスクを取る大物は滅多にいませんよね。でも、そんな「ダメなヒト」がここにはきっといるに違いない、そんな風に思えるのが浅草なのです。
そして、博打にしても祭りにしても「本気で」やってるわけです。この「本気」がワクワクの秘訣その2です。
ヒトは「何かワクワクすることないかな」と探しますが、これは何かからワクワクをもらおうという態度です。しかしワクワクはもらうものではなく自分の中に生まれるものです。どんな時に生まれるかというと、何かに本気で取り組むときに生まれるのです。
ワクワクを何かからもらうのではなく、ワクワクできそうなことに本気で取り組むことが必要です。浅草では、それが祭りであったり博打であったりするのです。
本気は、端から見ると「おバカ」に見えます。結局、「あいつもおバカだよね」と言われるくらい本気で何かに取り組むと、その人にしか見えない景色が見えてくるのです。その結果ワクワクが味わえるのです。
本社神輿は、天下の公道で警官が一般車両を止めて神輿優先。おバカ連中が警察を動員させて、関係のない方々にとっては迷惑千万でしょうが、地元の人にとってはこんなことも誇りなのでしょう。
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
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