移動中の車の中で、地元広島のローカル局RCCのラジオ番組をよく聴きます。
午前中、ある番組のコーナーで、「僕の作文 私の作文」というのがあって、地元の小学生が自分の作文を朗読します。
とても、とても、妙なんです。
みんな同じように読んでいます。
「あ~ あの読み方ね!」 と、皆さんすぐ想像できますよね。小学生の読み方。
僕は、大人になってスピーチが苦手になる原因が、ここにあると思っています。
この幼少期に、あんな「変な」しゃべり方を身につけたら、人に語りかけるスピーチができるようになるまでに相当苦労します。
「読むんじゃなくて、しゃべるんだよ」と、しゃべり方コンサルティングを受ける方にアドバイスします。
「わかりました!」と、頭ではわかっていても、
録音して、聴いてみると、
「あ~あ、全然できてないですよね!」と、反省されます。
この繰り返しが相当続きます。
スピーチするときに、無意識のうちに「小学生の作文モード」のスイッチを入れてしまっているんです。
このスイッチを入れないようにするまでに、相当時間がかかります。
僕も疲れます。
そもそも、幼少期の教育で、あんなしゃべりかたを教えるべきではないと、僕は思います。
でも、困っている方がいらっしゃったら、僕に相談してください。
「小学生の作文モード」のスイッチをオフにして差し上げます。
(ヒトブランドマイスター 諏訪昭浩)