こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

今、働き方改革の必要性が声高に叫ばれていますが、企業側の論理ではなく働く側の論理で取り組まなければ目的は達成できません。働く側、つまり、ヒトの論理で考えたとき、ほんのちょっとした工夫で働くことに対する満足度やパフォーマンスが向上することを、これまでたくさん見てきたのですが、それを今はセミナーにしてお伝えしています。

今日は、ある製造メーカーさんで行った研修を振り返ります。

欠けていたことは「称えること」だと気付くセミナー

この研修のタイトルは「仕事も人生も楽しくなるチョットした工夫」です。企業研修の場合、企業さんがどんな研修を望まれるかをしっかり把握して、それによって内容を変えるのですが、ここだけは絶対に変えない部分、この研修の一番大事なところがあります。

その部分でお伝えすることは次の3つです。(表現は毎回変わります。)

  1. ブランドになる
  2. 価値観を知る
  3. 働く意味を考える

今日はこのうち「ブランドになる」ことについて簡単にお話しします。

ブランドになれるのはごく一部の恵まれた才能を持ったヒトだけだと思われていますが、たったひとつの得意なことで誰でもブランドになることができます。「小学校の頃同じクラスにいた〇〇君、足がめちゃくちゃ速かったよな…」と思い出す〇〇君は、その時ブランドだったのです。

社員がブランドになるとなぜいいのかというと、各自が認め合う称え合うという文化が生まれるからです。これが、僕の提唱する「全社員エンジン化」(全社員が活き活きと自主的に120%のパフォーマンスを発揮すること)のベースになっています。

研修を行った製造メーカーさんの場合、受講者は120名でしたが、そのほとんどは現場で製造作業に携わっていらっしゃる方でした。ブランドになるなんて考えたことがない方がほとんどです。それでも、これは毎回のことですが、5時間の研修が終わる頃には、皆さんおもしろいほど笑顔になっていました。

ブランドになるという考え方は、自分を称え、ヒトを称えます。それで初めてチームになれます。パフォーマンスも向上します。これまで欠けていたことは称えることだったのだと気付いていただけます。

 

今日のまとめ

働き方改革への取り組み方がわからない、社員に活力や楽しさを感じて欲しい、こんな企業さんに最適な研修です。是非お早めにご検討ください。

 

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りとパーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

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