こんにちは。広島ブランド工房代表の諏訪昭浩です。
広島ブランド工房は、ヒト、モノ、企業のブランディングのお手伝いをしていますが、ブランディングのために使用するツールの一つがウェブサイトで、これはとても重要な役割を持っています。
しかし、ウェブサイトに関してはインターネット黎明期から大きな誤解があり、特に日本では未だにそれが払拭されていません。
今日は、そんな誤解と対策について書いてみます。
ウェブサイトの三大誤解と対策
1.作る事が目的になっている
ウェブサイトの目的は様々ですが、究極的には認知度の向上による集客や販売です。その目的を達成するためにはウェブサイトを含めた総合的戦略が必要なのですが、「作れば売れる」という幻想を抱いて、戦略を考慮することもなく、ただ作ってしまう場合がとても多いですね。
目的を明らかにすること。これは全てのビジネス活動の基本中の基本です。
2.構築方法が誤っている
ウェブサイトを作る目的が明らかな場合でも、ウェブサイトの構築方法が誤っている場合も多いようです。色をどうするか、フォントをどうするかなど、オプションはたくさんあるのですが、ここがいい加減だとウェブサイトは力を発揮できません。
まずはしっかりしたブランドイメージを決定し、それに見合う一貫性のあるパッケージにする必要があります。
3.コンテンツが弱い
ウェブサイトは空の箱ですから、内容物(コンテンツ)がなければ意味がありません。誰に対して何をどのように発信するかを明確にして、そこから逸脱することなく、適切なコンテンツを入れていく必要がありますが、画像にしてもテキストにしても、いったい誰に何を伝えたいのか不明な場合が多いですね。
最近はスマホのカメラが進化していて、かなりクオリティの高い写真が撮れますが、トリミングなどの編集作業なく使用すると失敗します。目的に応じた編集が必要です。また、テキストも、長すぎず短かすぎない適度な分量の中で、伝えたいことを効果的に盛り込む必要があり、これには総合ブランディング戦略という見地からかなりの専門的能力が必要で、プロに任せることをオススメします。
今日のまとめ
今日ご紹介した三大誤解は僕のクライアントさんによく見る例ですが、ほかにもたくさん誤解や誤りがあります。見てもらえる、興味を持ってもらえるサイトを作りましょう。場合によってはSEOも必要でしょう。でなければ、作成費と維持費の無駄使いで終わってしまいます。
この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りとパーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。
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