こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

3月9日は地元の企業さんの依頼で100名の社員さんに企業研修を行いました。「仕事も人生も楽しくなるチョットした工夫」と題して製造業の皆さんのために作ったオリジナルセミナーをお伝えしましたが、「良かった」ではなく「楽しかった」というお声を多数いただきました。これ大事です。なぜなら、「楽しかった」と心を動かしていただく事が一歩踏み出すきっかけになるからです。

ただ、受講者がお金を支払って参加するセミナーではなく、企業研修は会社がお客様です。今日は、このセミナーが受講者にとってどんな意味があるかではなく、会社にとってどんな効果があるかということをご紹介しておきます。

社員が楽しく働くと「エンジン化」する

全社員が自主的に自分の力を最大化し業務目標達成に貢献するように導くことを「エンジン化」と呼んでいます。今回の研修は「エンジン化」実現の第一歩です。

社員の力はまだまだ眠っています。その力を引き出していくのは命令や指示ではなく社員それぞれの「意志」の力です。

自分は何のために仕事をしているのか、どうしてこの会社に勤めているのか、どんなときに幸せだと思うのか、絶対に外せないルールは何なのか。わかっていて当たり前のように聞こえるこれらのことは、実は、長い人生の中でほとんど考える機会がありません。これらについて考える機会を与え、その方法を示します。そして、それをヒントに、前向きな「意志」を形成していきます。これを「パーソナルミッション」と呼びます。

大切なことは、仕事だけでなく、家族、趣味など、それ以外のことも加味して、自分の人生全体を視野に入れて考えてもらうことです。社員のモチベーションアップのためのこれまでのやり方は仕事にフォーカスし過ぎており、長期的に持続するモチベーションを形成できません。人生全体のトータルバランスを考えることが、仕事の上での真のモチベーションアップにつながります。これは、現在進行中の働き方改革への取り組みにおいても非常に重要な考え方です。

このような考え方のもとで、社員一人一人が自分の人生の幸せについて考え、パーソナルミッションを明確にし、人生の重要な一要素としての仕事に取り組むという生き方のヒントを与えるのがこの研修です。

研修後は、仕事への取り組み姿勢にポジティブな変化が見られます。命令や指示ではなく、自らの意志で考えて仕事をするようになります。また、将来、企業ミッションを導入、浸透させる時に、その効果を最大化します。

「エンジン化」を達成し、社員の自主性を基礎として個の力を最大化した企業は大きなアドバンテッジを持つことになります。

今日のまとめ

製造業を対象にした参加型で楽しみなら考えて変われる企業研修です。ご興味がある方はお問い合わせください。

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りと、パーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

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