こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

ある人に依頼されて、僕が「発想力養成セミナー」を開始したのは昨年のことです。そのセミナーでまずお伝えする、素晴らしい発想をするための習慣があります。

日常目線から離れるとすごい発想ができる

僕たちが住んでいる地球上では、重力によって地面にくっついて生きています。その制約の中で、寝たり座ったり立ったりしますが、人間の背丈は変わりません。だから基本的に視線の高さも一定です。

人間はいつも同じ高さの目線からしか世界を見ていないわけです。

その習慣の中で、考え方や固定観念や常識というものが知らず知らずのうちに生まれて定着していきます。それによって、思考領域が制約されてしまっています。

だから、Big picture(ビッグピクチャー)を描いたり革新が必要な時は、目線の高さを変えることが必要になってきます。

これが僕の思考法の一つです。

では、目線の高さを変えるにはどうすればいいでしょうか。

たとえば、高層ビルの上、飛行機の中、できるだけ視線の違いを感じるところで考えるんです。実際にその場に行かなくても、何かを発想したいときは、目を閉じて、空高くから見下ろしている世界をイメージして考えるんです。

僕が発想するのに大好きな場所は、プリンスパークタワーのスカイラウンジ。ここからは、普段「見上げている」東京タワーが真横に見えます。明らかに目線がかわったのを意識できます。


(プリンスホテルHPより)

アメリカにいたとき、グランドキャニオンの谷底から打ち上げた花火を見たことがありますが、最上部に至る前に花開くので、普通は「見上げている」花火を「見下ろす」ことができます。こういう感覚を持つ習慣が、偉大な発想につながります。

今日のまとめ

日常目線が知らず知らずのうちに思考を制約していることを知り、日常目線を捨てることが素晴らしい発想につながります。「見下ろす」という視線は、より本質的な世界の理解につながります。たくさん見下ろし、より良く世界を理解し、思考の革新を!

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りと、パーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

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