商品・サービス、企業が「選ばれる仕組み」を構築する
自信を持っておすすめできる商品やサービスでも売れるとは限りません。売る側の「いいね」は買う側の「いいね」ではないからです。その間には乗り越えるのが非常に難しい大きな溝があり、これを克服するためには選ばれるための仕組み作りが欠かせません。
広島ブランド工房は、商品・サービス、企業自体が、「知られる」だけでなく「選ばれる」までの仕組みを構築するお手伝いをしています。
モノブランド構築の3ステップ
私たちは、商品・サービス、企業のために構築するブランドを「モノブランド」と呼んでいます。モノブランド構築のために、次の3ステップで、商品・サービス、企業の価値を再定義し、認知度を高め、最終的に選ばれる仕組みを作っていきます。
- 魅力の再定義
- 出会い方のデザイン
- 出会いの演出
モノを売るには「買い手目線」で考える必要があると言われますが、自社の商品やサービスに自信や熱い想いがあればあるほど「買い手目線」が失われます。「こんなにいいもの売れないはずがない」と完全な「売り手目線」になってしまいます。その自信や想いから抜け出して、買い手にとっての魅力を定義しなければ、せっかくの魅力を発信できず、可能性を台無しにしてしまいます。本当の強みは何なのか? そして、顧客は何を求めているのか?多くの場合それは思いも寄らなかったところに隠れています。売れないモノにも魅力があるはずです。それを再定義してすりあわせ、売れる仕組みを構築していきます。
モノが売れない理由は買い手が知らないからです。存在を知っていても名前は知らない。名前を知っていても内容は知らない。内容を知っていても価値は知らない。このように、段階は違えど知らないからです。
では、知ってもらうにはどうすれば良いのでしょうか。その第一歩は、「知らせる」という感覚を捨てることです。「知らせる」事ができるのは存在や名前や内容までです。選ばれる為に必要な価値に気づいてもらう事までは辿りつきません。
そのために取り組むべきは「出会いかた」のデザインです。探している人と商品やサービス、企業をドラマティックにつなげる方法を考えます。出会いかたにドラマがあればあるほど人は選びます。そのドラマを基に商品やサービス。企業の価値を確実に認知してもらうために立案するのがプロモーション戦略です。
プロモーション戦略はドラマを伝える戦略です。そのドラマにはモノのイメージやコピーのデザインが欠かせません。色、形、ロゴなど、すべての発信要素を吟味して、再定義した価値と整合性があるイメージを作りあげていきます。さらに、買い手の心に刻み込まれるような強力なキャッチコピーを作成します。