こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

経営者さんのコンサルティングをしていると、よく「どんな本を読めばいいですか?」と尋ねられます。どんな本を選び、どうやって買って、どうやって読むのか。正解があれば楽ですが、それは人それぞれ。僕がどうしているのか、ご参考までにお伝えします。今日は第1回、本の選び方編です。

読書の方法は2種類ある

僕の場合、読書の方法は2種類あって、この両方が常に同時進行しています。「同時進行」が絶対に必要です。

  1. 目的読み
  2. 乱読
目的読み

特定のことについて知識を得たい、深めたい。こういうときの読書は「目的読み」です。そのトピックに関する本を、代替10冊程度買いあさって読みます。なぜ10冊なのか? これ、学生の時に何かの本で読んで以来続けているんですが、どの本だったのかは忘れてしまいました。

経験上、10冊も読めば、そのトピックに関しては十分以上の知識が得られます。

乱読

経営者さんは経営のことで頭がいっぱいです。僕も経営者さんのコンサルティングで「経営者とは1日24時間ビジネスのことを考えている人のことです。」と言っています。そんな方は得てしてビジネス書に偏りがちになりますが、それではいけません。乱読が必要です。

乱読とは、ジャンル、トピックに関わらず、多種多様な本を読むことですが、これがなぜ必要かというと、思考の幅を広げ、発想の深さを得るるために必要なんです。

乱読する本を選ぶには、書店ブラウジングが必要です。書店でぶらぶらしながら、ピンときた、興味をそそった、そんな本との出会いを待ちます。お休みの日にゆっくりやるとなかなか楽しいものです。ただ、すぐに買わないで、題名をメモして帰ります。(買い方については次回お伝えします。)これ、アマゾンではできません。

乱読は、ビジネスであれプライベートであれ、どんな場面でも絶対に必要な「意思決定」のための基本を作るのに役立ちます。乱読すれば、目の前のことだけでなく広い視野を持って考え、ひとつのことを掘り下げる力も付いてきます。

同時進行が必要

そして、この2つの読み方は同時進行している方がいいですね。ベースとしては「乱読」。そして、何か特定のトピックがある時に、随時「目的読み」。どちらか片方だけでは、思考や発想が稚拙になります。

今日のまとめ

今日は、僕が実践している「本の選び方」について書きました。次回は「どうやって買うか」についてお伝えします。お読みいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りと、パーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

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