連続テレビ小説「まんぷく」のパーラー白薔薇マスターか教えてくれること

こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

先週に続き、連続テレビ小説「まんぷく」から学ぶことシリーズ第二弾。今日は、「理想の顧客とはどんな客か?」についてです。理想顧客、理想客、理想とする顧客、いろんな言葉はありますが、本当に選んでいますか?

理想客を自分で決めることがビジネスの安定と成長につながる

ある回で、福子がバイトをしているパーラー白薔薇マスターの川上アキラ(加藤雅也)が、常連の主婦3人組に「お代はいらんので帰ってくれ!」と追い出します。

他のお客さんの迷惑になるという理由でお客さんの入店を断ったり、追い出すことはありますが、そうではないお客さんを追い出すことはとんでもない行為に思えます。このときも、おとなしくお茶していた3人を追い出しました。

その理由は、ラーメン作りをする万平さんを悪く言う3人の会話の内容が気に入らなかったからです。

これは、アリ? ナシ?

僕はアリだと思います。それは、顧客が誰かは店主が決めることだからです。

理想客とは?

「理想客ってどんなお客さんのことでしょうか?」

セミナーなどでこう聞くと一番多いのが、「たくさん買ってくれるお客さんです」という回答です。

超常連で、いつもたくさんお金を使ってくれるお客さんが、少しぐらい自分の気に入らない事をしたり話したりしても、「ま、商売だから仕方ない」と、グッと我慢するのが得策だと思う方が多いと思います。

でもそれは、「お金やるから靴なめろ」と言われて、お金のため仕方なく靴をなめるのと同じ事じゃないですか?

商売にとって売上はとても大切ですが、僕はちょっと違う意見を持っています。

理想客とは自分と価値観を共有できる人のことです。

価値観が共有できると、その人とのお付き合いはとても楽しく長続きします。長続きすれば累計で考えると売上も大きくなります。

このように、楽しく長く付き合えるお客さんを増やすことが、継続的に売れる仕組みを構築するために大切な考え方です。

今日のまとめ

自分の価値観を明確にして相手に伝え、それに共感してくださる方を理想客としてお付き合いすることが、継続して売れる仕組みには必要です。お読みいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りと、パーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

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