こんにちは。継続的に売れる仕組み再構築の専門家、諏訪昭浩です。

「継続は力なり」と言いますが、全ての継続が力になるわけではないので注意が必要です。よかれと思って継続していることが、実は悪しき習慣になってしまうこともあるのです。

人生ワクワクの秘訣はモノに縛られないこと

重要なのは何を継続すると力になるのかを見極めることです。その基準は「因果関係」です。

A → B (AならばB)

これは、Aをすると必ずBになるということです。このときAとBには因果関係があると言います。

まがい物を販売する業者が「これを飲むと必ずこうなります」というセールストークを使いますが、まがい物だから因果関係が不明です。「こうすると絶対こうなる」というものって、僕の感覚で言うと半分くらいがまがい物です。

Aを継続すると必ず(大きく負けてもかなりの確率で)Bになるという因果関係が明確でない場合、Aを継続することに意味はありません。この見極めをしっかりやって、まがい物をつかまないようにしないといけません。

とは言っても、一方で僕は「運気」とか「運」を信じています。運気が下がるものや運を失いそうなモノには近づきません。Aを継続すると運気が上がると思えば、たとえその先にあるかもしれないBという御利益がいかに不確実であっても、Aを継続する場合もあります。でも滅多にありません。やはり、AとBには因果関係を求めます。

逆に、望まない結果をもたらすAは継続してはいけません。

たとえば、僕は20代の頃からデイパックを両肩で背負いません。こういうことを何十年も継続しています。なぜでしょうか?

それは、「姿勢」の大切さに気付いた20代のある日、デイパックを両肩で背負う姿勢を継続すると前屈みがクセになると思ったからです。それ以来、「片方がけ」を継続し、他人にもお勧めしています。

 

今日のまとめ

因果関係を明確にできないことは継続しても意味がありません。良い結果と因果関係があることだけを継続し、逆に、悪い結果と因果関係があることは「やらないということ」を継続する。これが僕のやり方です。何を継続するかであなたの数十年後が大きく変わります。

 

この記事を書いた人
諏訪昭浩(すわあきひろ)
「継続的に売れる仕組み構築の専門家」
1961年広島生まれ。在米11年のMBAを持つ米国公認会計士として複数企業の経営を歴任した元エリートビジネスマン。自らが実践してきた、選ばれるため、売り上げるための仕組み作りとパーソナルブランディングをベースに独自のノウハウを構築し、セミナーやコンサルティングを行っている。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事